ワイン会とお通しの価格について
あっという間に1月も残りわずかですね
2月は3連休が2回もあります
アイローズは2月10日(土)に今年1回目のワイン会を行います
年々ワインや食材の価格が上昇してますので
なかなか1万円で4皿と4種のワインを組み立てるのが難しくなってきました
今回の会費は税込12000円です
その中から御一人様当たり1000円だけですが
石川県の被災者への寄付に使わせていただくことにしています
同時に、2月末までのお通し(一人300円)も寄付に充てる予定です
つまり今回のワイン会の会費は
10000円(税込11000円)+寄付金1000円
というわけです
実はこの値段設定に対して、いろんな意見を頂いてます
料理とワインはもちろん12000円の物を提供します
その旨は告知の段階から伝えていますが
それに対して賛否があるのが悲しく感じています
「強制的に寄付金を集めるのはどうかなぁ?」
「寄付するっていう行為で集客そるのは違うんちゃう?」
「寄付するのはした後で告知すればいいんじゃない?」
いろんな意見があるのは想定していましたが
寄付や支援を必要としているのは
今!なんだと思って行動しています
別にお客様に対して別料金で強制的に寄付金を徴収しているわけではありません
東北の地震の際も、ウクライナの際も
心痛む事が起きた際は、お客様に協力いただいてきました
一時だけではなく、告知はしていなくても寄付に対しては継続してきた物もあります
海外では【富の分配】という観念があり
大きな災害が起こるたびに大金持ちが巨額の支援をするという行動がよくあります
日本でもそういった報道を目にしますが、私を含め多くの方がそんなことはできません
でも昔から日本では、貧しい人はお互いを支えあって、助け合って生きてきた歴史があります
アイローズも1月2月はお客様の数も減る時期ですので、寄付している場合ではないですが
災害で多くのかけがえのない大切なものを失って、今なお辛い生活をしている人がいるのも事実です
みんなの少しばかりの我慢を優しさに変えて積み重ねることで、その人たちの苦痛が少しでも和らいでほしい
だから非難されることもあるかもしれないと思いつつ
お客様には告知しています
令和の価値観は変わってしまったんでしょうか?
それとも個人の価値観の違いなんでしょうか?
誤解されたり価値観が違うからと言ってお客様が減ることもあるかもしれませんが
アイローズは小さいお店なんで私は私の価値観で、正しいと思う事を遠慮なく発信していきたいと思います